へにょろぐ

お利口じゃない理工系大学生のブログ

青春18きっぷシーズン終盤 門司・小倉小旅行

 

ども、へにょろです。

 

ここ最近雨だとか曇りがやたら多く、まったく仕事(鉄道の写真を撮る仕事をしています)になりません。そこで鉄道の神へのお祈りを毎日続けておりますが、なかなか晴れません。先週のDD51迂回貨物は目も当てられないような惨状でありました。これは鉄道の神への信仰心が足りないせいだという結論に至ったため、北九州まで18きっぷ乗り鉄旅を敢行することといたしました。

 

まずは東広島から広島市街へ向かいます、がここが一番ハードルが高い。本来であれば山陽本線が使えますが、西日本豪雨の影響で9月8日まで使えず。そして何故か同区間には代行バスも存在せず。そこで一般国民の皆さんなら新幹線をお使いになられて広島市街へ行くのですが、小生貧乏な18きっぱーでして新幹線を利用するお金が微塵もございません。

 

そこで頼りになるのが広島大学広島市街を結ぶJRバスのグリーンフェニックス。870円で広島市街に脱出することができるのです。終バスが早いのが玉にきずですが、そこはバイトをバス出発15分前に上がることで解決。ついでにバ先の廃棄のお米と唐揚げをリュックに詰めて朝食代を節約。あらやだ、あたしったら18きっぷ力高すぎ。

 

広島市街に到着後本日の宿探し。広島市街でゲストハウスを探しますが、どこもいっぱいor高い。ええい、ゲストハウス何ぞなよなよした軟弱者が泊まる宿に過ぎん!漢は黙って漫画喫茶ァ!!という訳で本日の宿は自遊空間広島本通り店に決定。学割を適用すればジュース飲み放題、合法的に電源Wi-Fi使い放題、猥褻動画見放題(見たとは言っていない)、シャワーも浴びられておおよそ¥1,300。寝床として使うだけならこれで十分。もうホテルに¥5,000以上払うのが馬鹿らしくなりますな。

 

自由空間広島本通り店

 

9月8日、漫画喫茶を出発して広島駅へ。始発1501Mで岩国へ向かいます。

 

広島駅115系

 

写真はテキトーに広島駅で撮った無関係な列車です。

 

岩国駅115系3000番台

 

続いて岩国で3311Mに乗り換え、柳井まで向かいます。おっと115系3000番台は初乗車。2ドアの車体が往年の急行型車両を彷彿とさせますな。さ~て乗り心地は…?

 

うわ、なにコレ…へたり過ぎてスッカスカやんけ!!この座席、客のケツをホールドするという使命感が伝わってきません。客の自重に甘んじるだけのあまちゃんであります。まあ最近の新造車の岩盤シートよりかはマシか。

 

しかもこの車両、シートがスカスカなだけでなく、虫の死骸やホコリが転がっているとか変なにおいがしてるとか弱冷車は生ぬるいとかJR酉日本の悪いところをぎゅっと詰め込んで結晶化したようなひでえ代物でありました。

 

 

下松駅115系3000番台


 

otaku


 

柳井から下松までは代行バス、下松からは3371Mに乗車。途中で友人のI君(見ての通りオタクです)が乗車。

 

下関駅415系

 

下関で415系に乗り換えていよいよ人生初、関門越え。デッドセクション通過。デッドセクションって響き良いですよね。

 

さらに列車を乗り換えてI君が浪人時代に通っていた予備校がある小倉へ。

 

I君の母校

 

聖地巡礼

 

東京庵

 

I君に超うまい天丼の店、東京庵に連れて行ってもらいました。

 

親子丼

 

どえらいうまい。

 

どうでもいいんですが、浪人生って楽しみが「食」しかないんですよ。悲しい生き物ですね。浪人生は最も原始人に近い人種であると思います。

 

415系

 

つづいて門司港へ行きました。まず鉄道博物館へ向かいます。

 

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485系の生首で電車ごっこ。I君ご満悦。

 

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かっこいい、かっこいいでござる!乗務員室や客室に乗れる博物館はなかなか珍しいのではないでしょうか。

 

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寝台列車はいいですね。国鉄のにおいがムンムンします。復活しないかなあ。

 

詳しく書くのは面倒かつ他のブログのが詳しいのでググってください。

 

次は門司港レトロ観光線に乗車。もともとは田ノ浦公共臨港鉄道として貨物輸送を行っていた路線でしたが、2005年に廃止。その後2009年からは、北九州市が路線を買い取り、平成筑豊鉄道が車両の保有および運行を行う上下分離方式の観光路線として開業しました。(Wikiprediaより)

 

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ディーゼル機関車のプッシュ・プル方式。客車は貨車(トラ)改造の2両。椅子はベンチ。クッションも何もない、板。台車もショボいので尻へ振動がダイレクトアタック。もはや115系のシートがとか新造車のシートが云々と文句を垂れることができないレベルであります。そんな貨車に我々ドブネズミ2匹が乗車。手回り品料金は適用できなかったもののまさに家畜輸送列車という風情です。

 

終着、関門海峡めかり駅に到着。写真は失念しました。

 

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EF30とか旧客の保存車がありました。というかこれくらいしか目ぼしいものが駅周辺にはありません。

 

しかしここまで来るのに500円かかったので何か成果を残して帰りたいところ。

 

ここで線路の先を見ると茂みに覆われた不自然な空き地。おそらく「それ」ですね。長々と書いてしまったので詳しくはこちらの記事を参照

 

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さて、この後何となく下関に戻りI君を見送ったあと、再び小倉へ。九州大学に行っている高校の友人(彼のイニシャルもIなので部活から名前をとってミスター・ケンドー氏とでもしておく)の家に泊まるべく鹿児島本線に乗りましたが、今夜はだーめと言われてしまい途中遠賀川で引き返しました。

 

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遠賀川にはレールチキがいました。ゴキブリみたいなDE10ですね。

 

小倉へ戻り今夜はゲストハウスに宿泊しました♨。宿泊費で財布の中身が蒸発してしまったため所持金が300円しかなく途方に暮れていましたが、宿で出会ったイタリア人男性にピザを奢ってもらうというファインプレーをキメて飢饉を回避しました。ご馳走様でした~。

 

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ゲストハウスの壁。

 

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翌日、始発の列車に乗って西条へ向かいます。

 

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いい天気ですね(棒読み)。

 

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西条行とか白市行表示が復活しています。ま、西条行きとかが消えている時の姿は見たことないのですが。

 

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セノハチの土砂崩れ跡。

 

この後、下宿までのバスが無く仕方なく40分ほど雨の中歩きました。

あ~しんど。おうちが一番。